障害共済年金について

障害共済年金とは、平成27年10月より障害厚生年金と一元化されました。ここでは、一元化される前の障害共済年金について、ご説明します。

障害共済年金は、公務員などの組合員である間に障害を負った時に受け取れます。その他に、障害認定日に障害の1級から3級に該当する事、障害認定日に該当しなくても65歳の前日までに3級以上に該当した時、組合員である期間に初診日のある傷病と、組合員になる前の他の障害を合わせて2級以上の障害の認定を受けた事が要件となります。年金額は、1級の場合、厚生年金相当額+職域年金相当額に1、25を掛けた金額に、障害基礎年金1級の額が加算されます。2級の場合は、厚生年金相当額+職域年金相当額に1、0を掛けた金額に、障害基礎年金の2級の額が加算されます。3級の場合は、厚生年金相当額+職域年金相当額に1、0を掛けた金額のみが受け取れます。配偶者がいる場合は、年間224,500円が加算されます。子どもがいる場合は、第2子までは、1人につき224,500円、第3子以降は74,800円が加算されます。申請の際の必要書類は、障害基礎年金などと同様の書類の他に、障害共済年金決定請求書、年金受給に関する調査票、共済組合加入状況申立書などが必要です。

一元化後の手続きなどは障害厚生年金と同じになりましたが、一部異なる点もある為注意が必要です。


障害厚生年金について

障害厚生年金とは、厚生年金に加入中に、障害者になった場合に受け取れる年金です。ここでは、障害厚生年金について、ご説明します。

障害厚生年金の受給要件は、先にも述べたように、初診日に厚生年金に加入している事、障害認定日に、障害の1級から3級に該当している事、または、障害認定日に該当していなくても、65歳になる前日までに障害の1級から3級に該当している事、初診日の前々月までに、3分の2以上の保険料を納付してある事が要件となります。1級、2級は障害基礎年金と障害厚生年金が受け取れます。年金額は1級の場合、報酬比例年金額×1、25+障害基礎年金1級の額、2級の場合は報酬比例年金額+障害基礎年金2級の額、3級の場合、障害厚生年金のみの支給となります。また、1級、2級の場合、配偶者や子どもがいる人に関しては、その分加算されます。配偶者と第1子、第2子については1人につき224,500円が加算され、第3子以降は、74,800円が加算されます。手続きに必要となる書類は、障害基礎年金と同様に金手帳や診断書、病歴や就労状況などの申立書、戸籍謄本、通帳や印鑑、世帯全員の住民票謄本などになります。

障害厚生年金は、1級から3級に該当しなくても一時金として障害手当金が支給される場合がある他、配偶者加算や子どもの人数分が加算されるなどの手厚い保証が受けられます。


障害基礎年金について

障害基礎年金とは、国民年金に加入中に、障害者になった場合に受け取れる年金です。ここでは、障害基礎年金についてご説明します。

障害基礎年金の受給要件は、先にも述べたように初診日に国民年金に加入している、または以前加入していた人である事、日本国内に住所がある事、60歳から65歳である事です。また、障害認定日に障害の1級、または2級に該当している事、初診日の前々月までに、3分の2以上の保険料の納付がしてある事が要件です。ただし、20未満に障害を受けた場合は、この保険料納付期間は問われません。年金額は、年間990,100円、2級では792,100円受け取れます。子供がいる場合は、1人につき227,900円が加算され、3人目以降は75,900円が加算されます。必要書類は、年金手帳や診断書、病歴や就労状況などの申立書、戸籍謄本、通帳や印鑑、世帯全員の住民票謄本などが必要です。通帳はコピー可です。また、初診日が20歳前の場合は、国民年金障害基礎年金所得状況届も必要になります。

手続きや問い合わせに関しては、初診日に加入していた制度によって異なりますので、注意して下さい。わからない場合は、役所などに問い合わせする事をお勧めします。


障害年金とは

障害年金とは、公的年金の加入中に被保険者が、ケガや病気などで身体に障害を持ち、日常生活を送る上で支障をきたす方が受け取れる年金です。障害年金は、所得や財産などの経済的事情は一切考慮されません。ここでは、障害年金について、ご説明します。

障害年金は、公的年金加入中、3分の2以上の期間、保険料の納付や免除されている事が要件となります。障害年金には、国民年金の被保険者に支給される障害基礎年金、厚生年金保険の被保険者に支給される障害厚生年金、共済組合の被保険者に支給される障害共済年金の3種類があります。障害基礎年金は、過去に被保険者であった、日本国内に住所がある、60歳以上65歳未満である事のいずれかの該当者が、障害1級、2級と認定された場合に受け取れます。障害2級と認定された場合は、老齢基礎年金の満額と同額を受け取れます。また、1級は2級の1、25倍の額が支給されます。障害厚生年金は、厚生年金加入中の給与の平均額と、加入期間に応じて算出されます。1級から3級まであり、1級、2級と認定された場合は、同じ等級の障害基礎年金も受け取れます。また、障害厚生年金は、1級から3級に該当しなくても、障害手当金が受け取れる場合があります。障害共済年金は、公務員などが加入している共済組合員の方に支給されます。こちらも1級から3級まであり、障害手当金も受け取れる場合があります。仕組みは、障害厚生年金とほぼ同じです。